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【コワーキングスペース体験談】コワーキングスペースは個人事業主にとって有益な空間

【コワーキングスペース体験談】コワーキングスペースは個人事業主にとって有益な空間

[記事公開日]2018/08/17 / [最終更新日]2018/08/17

この記事の内容はコワーキングスペースを利用された方から広く一般的に体験談をお聞きして文章化したものです。ナレッジソサエティのコワーキングスペースを利用しての体験談ではございませんのでご注意ください。

 

私はフリーランスのライターとして、主にオンラインで仕事を受注しています。自宅を知られないようにバーチャルオフィスの住所と連絡先を借りており、仕事での取材ぐらいであまり外部との接触がない生活が続いていました。毎日出勤しているサラリーマンは大変ですが、職場の同僚との世間話のようなコミュニケーションがある点が羨ましいと感じていました。納期までに原稿を仕上げて納品すれば良かったので、昼夜逆転で生活したことも珍しくありません。他人と話す機会が著しく減少した影響で、ふと自分の思考やアイディアが鈍ってきたなと実感しました。

フリーランスとして自分に関係しそうな情報を集めていた時に、コワーキングスペースという共同の作業場について興味が湧きました。それまでもテレビのニュースや特番で存在だけは知っていたので、さっそく手頃なところに行ってみたのです。実は、私が契約しているバーチャルオフィスには件のコワーキングスペースが併設されていて、契約者であれば格安の料金で利用できます。これまでは外出して仕事をする必要性をあまり感じていなかったので、わざわざお金と手間をかけてまで利用する気にはなりませんでした。それで、いざノートパソコンを抱えて行ってみたら、なかなか面白い空間だったのです。私にはフリーランスになる前にサラリーマンをしていた経験があり、綺麗で清潔なデスクが並んでいる様を見てレベルが高いことに気づきました。

バーチャルオフィスといっても、私が契約しているのはかなりの大手です。コワーキングスペースは実に豪奢な設備で外資系のオシャレなオフィスを彷彿させられ、まるで自分がハイソサエティの一員になったかのような錯覚に陥りました。事務用といっても費用を節約した安物ではなく、ビジネス用のかなり上位のモデルだと見ただけで分かるデザインと使い心地でした。フリードリンクとしてのサービスもあったので、気分転換としてかなり満足できたのです。

他の経営者と一緒の空間で作業をする楽しみに目覚めた私は、さっそく他のコワーキングスペースについても物色しました。元々、ライターとして気になったことを徹底的に調べる性質で、自宅から行ける範囲の共同スペースをどんどん利用してみました。すると、自分のバーチャルオフィスのサービス以上に刺激的で、色々な人間とのつながりを持てる可能性があることが分かったのです。時には嫌な思いをすることもありましたが、他人と接触する時には多少のトラブルは避けて通れないと割り切りました。ともあれ、運営しているスタッフの考えがこれほど反映されている空間があることに驚き、隣や向かいに座った方との縁もできて世界が広がりました。

どのコワーキングスペースも、シェアオフィスから発展させた助け合う場として他人に話しかけやすいレイアウトと雰囲気です。アミューズメント施設のように大胆な内装にしていることが多く、見ていて飽きませんでした。会員にならずとも時間に応じた料金を支払うことで利用できるケースが大部分で、セキュリティが重視される昨今ではとても珍しい試みだと感心しました。普通はプライバシーを考慮して両側や前に仕切りを設けるのですが、あえて開放的な空間として仕上げています。一緒に遊べるようにボードゲームなどを置いているケースもあって、さすがアメリカの起業家の集まりから始まったビジネススタイルだとカルチャーショックを受けました。

実際に他の人間がいるオープンスペースで仕事をしてみた感想としては、想像していたよりも適度な距離感だったことを挙げられます。初対面でもグイグイと迫ってくるとイメージしていましたが、意外にアッサリしていたので拍子抜けでした。大学のゆるいサークルの部室と似た雰囲気で、各自の都合で入れ替わるという構図です。お互いに社会人だから相手を尊重するのが当然の話ではあるものの、社会に出てからまた大学生のような気分を味わうとは全く考えていませんでした。ただし、すでにグループができていて初めての人間が話に参加しにくい場合もあったので、見極めが大事です。仕事をするための設備と消耗品が揃っているので、初回はとりあえず自分の作業をしながら様子見をするのが最良と学びました。

私はこれまでカフェ等の飲食店で仕事をするケースもありましたが、忙しい時間帯を避けていたとはいえ気まずいことは事実でした。そのため、お金を払うことで遠慮なく仕事ができるスペースについて勇気を出して利用してみたら、とても相性が良かったのです。他の利用者も個人事業主か似た立場のビジネスマンだから、和やかな雰囲気の中で作業を進められました。貴重品や大切な機材などの管理は自分で行う必要がありますが、孤独なフリーランスの身の上として新たなオアシスを見つけられたと言えます。直接顔を合わせたことでの知り合いは信頼しやすく、サラリーマンだった時の職場とは正反対のどんな人間と出会えるのだろうという期待感に満ちているのがコワーキングスペースだと理解しました。

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