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東京でコワーキングスペース(Coworking Space)を比較・選択する際に気をつけたい17個のポイント

東京でコワーキングスペース(Coworking Space)を比較・選択する際に気をつけたい17個のポイント

[記事公開日]2018/02/09 / [最終更新日]2018/07/23

東京でコワーキングスペース増えているが、どうやって選ぶ?

最近、東京ではコワーキングスペースがかなり増えてきています。東京全体でも200~300ほどあるのかなと思いますが、今後もその数が増えていくことは間違いありません。その一方で、閉鎖になったというコワーキングスペースの情報も入ってきており、この業界も淘汰が始まってきているようです。利用していたコワーキングスペースがある日突然閉鎖されなくなってしまうと事業自体に影響が出かねません。そういったことにならないためにもしっかりとしたコワーキングスペースを選んでください。

またコワーキングスペースはそれぞれの運営者で様々な特色を出してしのぎを削っています。自分のビジネス形態や利用方法に合ったコワーキングスペースを比較して選ぶことが重要です。

ではコワーキングスペースのどんなところを比較すべきなのかという点については、専門的に解説してくれるようなサイトや書籍はほとんどありませんし、コワーキングスペースの選び方に精通している専門家というのもほとんどいないと思います。ここではどういう視点でコワーキングスペースを選ぶべきなのかというポイントを挙げましたので、参考にしていただければ幸いです。

なお、コワーキングスペースはバーチャルオフィスと持っている機能が重複している部分がたくさんありますので、こちらの記事もご参照ください。

東京のバーチャルオフィスを比較する際の17個のポイント

■東京でコワーキングスペースを比較・選択する際に気をつけたい17個のポイント

1.作業に集中するスペースと打ち合わせのスペースがわけられているか?
2.ワークスペース全体が広いか?座席数は確保されているか?
3.自宅からアクセスのよい立地か?都内のアクセスは?
4.駅から遠くないか?
5.わかりやすい場所にあるか?
6.会議室の数が豊富か?様々な種類の会議室が用意されているか?
7.会議室の作りはどうなっているか?
8.セキュリティがしっかりしているか?
9.営業時間と休みが自分にあっているか?
10.ビルがわかりやすか?安心感を与えるか?
11.家具(特にイス)や備品類は十分あるか?
12.ネット回線は快適か?
13.トイレが男女別々になっているか?キレイか?
14.本業がコワーキングスペースか?
15.料金システム
16.コワーキングスペース同士の価格比較はあまり意味がない
17.必ず見学してみる

1.作業に集中するスペースと打ち合わせのスペースがわけられているか?

まずは、実際に使用するワークスペースです。コワーキングスペースのメインとなる部分ですので、この部分は一番大切な部分です。ではワークスペースのどういう部分をチェックするべきでしょうか?

まず大前提として考えなくてはいけないのは、一番快適なオフィス空間になるのは自分専用の事務所を構えることです。つまり自分で賃貸オフィスなどを借りるということです。そうすれば周りのことを全く気にすることなく、自分の好きなようにスペースを利用することが可能です。ただし、すべてのスペースをひとりで専有するということは、(特に東京においては)コストが割高になるために、スペースをシェアするというコワーキングスペースという誕生しました。スペースを共有をするということは、自分でオフィスを賃貸することと比較するとどうしても制約が出てきます。また多種多様で様々な目的を持った人でオフィスを共有することになるので、すべての人に対して完全に最適化することが不可能です。そのことを考慮に入れた上でコワーキングスペースを選択する必要があります。

ではどういう選択をしたらよいでしょうか?それは可能な限り同じ目的の人が集まるように設計されているかということです。

コワーキングスペースは基本的に「作業する」、「打ち合わせをする」という活動が多くなります。しかし作業する人の隣で大声で打ち合わせをする人がいたりすると集中できなくなりますし、逆に隣が静かに作業しているから思うように声を出して打ち合わせをすることさえできないという状況が発生します。また電話をどこでするのかも問題になってきます。人によっては電話の声が異常に大きくなる人がいますので、作業する人と電話をする人が一緒になるというのは結構な問題になります。この問題にそのコワーキングスペースがどのように対処しているかを見極める必要があるでしょう。

例えば電話用のブースを設けているコワーキングスペースもありますし、当社の場合は完全サイレントな集中スペースと打ち合わせができるエリアを明確に分けています。これがワンフロアにエリアを設けずに好きなところで好きなことができるようなコワーキングスペースですと静かに作業したい人がうるさい人に駆逐されることが出てきます。

よってちゃんとスペースが用途ごとに使い分けられるようになっているかというような点をチェックするべきです。できれば無料体験などで複数回利用してみて、平均してどうなのかという点は見極めた方がよいと言えます。1回だけ見学に行った時がたまたま人が少なく静かだったということは可能性としてあり得ることです。

2.ワークスペース全体が広いか?座席数は確保されているか?

コワーキングスペース全体の広さも重要です。オフィスがある程度広くないと席が確保できない可能性が高まります。極端な例えですが、2席しかないコワーキングスペースに4名の人が来る確率と、100席のところへ200名の人が利用したい場合では後者の方が確率としては低いのではないでしょうか。満席になりにくいと言えます。満席になってしまえばせっかくオフに行っても居場所がありませんので、よそのカフェに行くか自宅に帰らざるをえません。時間やお金が無駄になってしまいます。

こういった点から巨大である必要はないですがある程度の広さがあるコワーキングスペースを選んだ方がよいということになります。

また大きなワークスペースがあるということは利用する人も多いということになるので、様々な人との交流が生まれる可能性も必然的に高くなります。

3.自宅からアクセスのよい立地か?都内のアクセスは?

特に毎日コワーキングスペースに通うことを想定していている人の場合、自宅からコワーキングスペースまでのアクセスのよさというのは必ず検討しなければいけないポイントになります。

またコワーキングスペースから既存顧客、潜在顧客が所在しているところへの移動がしやすいかというポイントも重要です。特に営業などで都内を頻繁に移動することが多い場合には特に都内でのアクセスは重要になります。これは顧客先に向かう場合もそうですし、逆に顧客をコワーキングスペースに招く場合もアクセスが良ければ相手にとっても便利がよいということになります。

そういう観点から見ると山手線の中にあるコワーキングスペースは優位性があると言えるでしょう。

4.駅から遠くないか?

サラリーマンから起業して大きく変わることは、それまでは仕事する時間は会社に決められていたのに、自分の裁量で仕事する時間を決めることができるようになるということです。さらに言えば仕事をするかしないかさえ自分次第になるということです。そんな時に駅から遠いオフィスではめんどくさくない行く気がしなくなります。勤めている時はどんな条件でも社員として働いている以上、オフィスに行くというのであればオフィスがどこであろうと行くいかないの選択余地はありませんが、経営者は行く行かないの選択の余地が出てきます。よって少しでも立地がよいところを選ぶべきです。

仮にあなたが意志が強い人でどんなときでも必ずオフィスに通勤することができたとしても、実際にかかってしまう時間はどうしようもありません。駅から10分のコワーキングスペースと1分のコワーキングスペースと往復で18分の差、20日働くとすると360分、つまり6時間も差が出てくるわけです。起業家にとって一番貴重な資源は時間です。この6時間を売上アップにつながる情報発信などに費やせたら起業の成功率は高まるのではないでしょうか?

駅からコワーキングスペースが近ければアポイントメントの合間の空いた時間にちょっと戻って仕事をすることもできますが、駅から遠くなってしまうとちょっとした時間に立ち寄るのも時間的に難しくなってしまいます。そのため喫茶店で飲み物を買うのに無駄なお金を使わざるをえないことにもなりかねません。

5.わかりやすい場所にあるか?

また立地について別の視点から見るとすると、誰からもわかりやすい場所にあるか?ということも重要です。これは最終的には自分のためにはなるのですが、直接的には来館される顧客やクライアントのためです。来館される方が、訪問先をすぐに把握できない場合はとても不便ですし、相手に対してもよいイメージを与えません。

よって初めての方と会うことが多い仕事をされている方、特にコワーキングスペースに人を招くことが多い方は立地にこだわった方がよいでしょう。ほんの少しの差額で立地が良くないところを選んだために取れたはずの契約が取れないとなれば損失となってしまいます。

6.会議室の数が豊富か?様々な種類の会議室が用意されているか?

会議室や打ち合わせスペースは会員数に対してどれくらいの割合で設置されているかはとても重要です。コワーキングスペースは共同で作業をするところと思われがちですが、クライアントとの打ち合わせや会議、セミナーなどに使うことが頻繁にありますので、意外に多くの方が作業スペースとしてではなく会議室を使いたいというニーズをもつことになります。その時に会議室が予約でいっぱいで全然使用できないとなっては結局カフェや外部の貸し会議室を借りての会議となってしまい、それなら最初から作業スペースもカフェにしてしまった方がよいと考えることもできてしまいます。そういった残念なことにならないためにも会議室の混雑状況を確認したり、何室会議室があるかを確認してみることは必須です。東京の様々なコワーキングスペースの内部図面を拝見させていただいておりますが、全体的に会議室や打ち合わせのできるスペースの割合が少ないのでないかなと思うケースが多いような気がします。

また会議室については様々な種類があることも大切なポイントです。例えば対面で1対1のカウンセリングのような感じで使いたい場合もあれば、4~5名での戦略会議、20名~30名を相手にセミナーを開催したりすることもあります。そういう様々なニーズに耐えうるかということも考えておかなければいけません。特に小規模の面談をされる方やセミナーを行いたい人は確認する必要があるでしょう。会議室が少ないコワーキングスペースは中規模6名前後の会議室が置いてあることが多く、この場合面談をするには大きすぎるためコストが見合わないということがありますし、セミナーの場合は人が入れられるサイズではないため開催は別の場所でということになってしまいます。割高であったり、別の場所となってしまっては利便性が悪くなってしまいます。

7.会議室の作りはどうなっているか?

会議室がどういう作りになっているかも重要なポイントです。

外から中が見えず、音のとおりが悪い完全個室の会議室の場合、男女が1対1で利用するのは少しリスクが伴います。職業柄どうしても異性と打ち合わせをしないといけない方にとっては完全個室は少し検討を要します。

その一方で、消防法や空調の兼ね合い等で半個室になっている会議室もありますが、半個室になるとちょっと大きい声で話した場合、会話の内容が外に漏れてしまいます。そのためプライバシーを確保して話をしたい業種の方にとってはとても使いづらい会議室となってしまいます。

両方の問題をクリアするための対策としてガラス張りの会議室にするという方法があります。会議室がガラス張りになっていれば中の様子がわかりますので、女性の方にも安心してご利用していただけます。また空間はしっかりと区切られていますので会話の内容が外に漏れることはありません。

8.セキュリティがしっかりしているか?

物理的なセキュリティについてですが、コワーキングスペースは共有して使うというその性格上自分で単独のオフィスを構えるよりはセキュリティは甘くなってしまうことは避けられません。特に外部からドロップインで利用者を受け入れるコワーキングスペースの場合は、コワーキングスペース側がどんな人が利用しているのかわからないということになり注意が必要です。そのコワーキングスペースを今後使わないことを決めていれば、他人のものを盗んでしまうという人が出る可能性が高まります。荷物や貴重品の管理などは特に気をつける必要があります。特に外部利用者を受け入れつつ運営が無人に近い場合は要注意です。そういう場合はちゃんと防犯カメラがついているかなどを確認したほうがよいですね。会員制の場合は、名前も素性もコワーキングスペース側に報告し、審査を経て利用している人がほとんどなので安心感はアップします。

9.営業時間と休みが自分にあっているか?

コワーキングスペースの営業時間は長ければ長いことにこしたことはありませんが、長くするためには運営側に何らかの取り組みが必要になります。例えば事務スタッフを多く採用する場合は人件費が増加しますので、それが価格に転嫁されることは避けられません。または無人にして24時間営業を行うという場合は、スタッフがいない時間帯にトラブルが起こったりするとやっかいなことになりかねません。

ですので長く営業しているというよりは、自分の活動にマッチする営業時間であるということが重要です。BtoBであれば土日に仕事をする必要はあまりないかもしれませんが、働いている人向けのBtoCであれば夜間や土日に活動ができなければ意味がありません。営業時間の確認をしておくことも重要になります。

10.ビルがわかりやすか?安心感を与えるか?

初めての面談などで来客されることが多い業種の人は、コワーキングスペースの外観にも注意したいところです。ひとつは相手が迷わないという視認性、もう一つは安心感です。視認性については、例えば無料相談などに初めて来る方がコワーキングスペースが入居しているビルを見つけられず迷ってしまうと、最悪「行くのやめた」と帰ってしまう可能性もあります。そうならないためにも確実にわかる外観であった方がよいです。

安心感についても似たところがあります。古めかしい雑居ビルに入居しているコワーキングスペースなどの場合は外観を見て「なんだか怪しいな」と感じさせてしまうとやはり「行くのやめた」となってしまいかねません。そういったところオフィスは失うものが多いと思われます。まずは自分が見学に行った時に迷わずたどり着けたか?安心してそのコワーキングスペースまで行くことができたかを考えてみることが重要です。

11.家具(特にイス)や備品類は十分あるか?

家具などは自分のオフィスでそろえるとなるとかなりの金額になってしまいますが、コワーキングスペースの場合は共有するということでよいものを使用することも可能です。別の観点では、イスだけはよいものを入れているとよいかと思います。長時間作業をして腰に負担がかかることがありますので、そういうことを避けられるようなイスを置いてるとよいです。

また備品類なども設置されていたり、最低でもコワーキングスペース内で購入できると無駄に他の場所に行って自分で購入する必要が無くなります。

12.ネット回線は快適か?

多くのコワーキングスペースはWifiが完備されているところが多いですが、実際にどれくらいのスピードでネットが使えるかは確認したほうがよいでしょう。混雑している時にネットが満足に使えないという状況は避けるべきです。いざという時のために複数回線化をしているところはなおベストです。特にITの開発系の利用者が多いコワーキングスペースですと回線が圧迫されてしまうことが多いので注意が必要です。

13.トイレが男女別々になっているか?キレイか?

小規模なビル、つまり小規模なコワーキングスペースの場合、トイレが男女兼用になっているようなところも多く、使いづらいということもあります。異性の人と鉢合わせになりたくないから好きな時にトイレもいけないというオフィスでは快適性が失われてしまいます。

また古いビルを改装して作っているコワーキングスペースなどはトイレも古くなっていることも多いのであまりキレイではないということもあります。特に男性の人が求めることが多いですがシャワートイレがあるかもポイントになったりします。

14.本業がコワーキングスペースか?

そのコワーキングスペースが本業か?それとも本業が別にあり、オフィススペースが空いていてもったいないので貸し出そうという考えで運営しているかもチェックしたいポイントです。

本業が別にあるコワーキングスペースでは、その本業の状態によってオフィスが閉鎖になる可能性があります。つまり本業の業績が好調で人を増やすので、受け入れるスペース確保のためにコワーキングスペースは閉鎖するというケースです。そうなってしまうと自分の意志に反して活動する場所を変更しなくてはなりません。ましてや法人登記や住所利用を行っていた場合は、移転登記をしたり印刷物をすべて作り直さなくてはいけなくなります。顧客に告知をする手間もかかります。

また空いているオフィススペースを有効活用するという観点から事業をスタートさせている場合、起業支援・経営支援という気持ちが薄いという可能性もあります。本業としてコワーキングスペースを運営している場合は、起業支援・経営支援という要素が強い傾向にあります。

できるだけコワーキングスペースを本業にしているところを選んだ方が賢明でしょう。

15.料金システム

コワーキングスペースの料金システムは、そのコワーキングスペースによってバラバラですが、利用時間に応じた課金(ドロップイン)か月額課金かという点と、会員のみ利用ができるのと外部から利用者を受け入れるという点があります。それらを組み合わせると大きく分けて①月額会員制、②会員のみの従量課金制、③外部利用者を含めた従量課金制、になるかとおもいます。ここで検討するポイントは従量課金制と外部利用者の受け入れです。

従量課金制は利用者の側からすれば、利用した分だけ支払いをするシステムですので、効率的にコストがコントロールができます。納得度が高いシステムと言えるでしょう。作業するスペースだけ利用できれば問題ないという方は従量課金制のシステムがよいかと思います。その一方で経営する側から見ますと、ビジネスのモデルがフローのモデルになります。つまり今日の売上が同じように明日も立つかどうかわからないというモデルになるのです。そうなると経営が不安定になり、ファシリティやサービスの改善に投資がしづらいということになります。また売上を最大化するためにはとにかくスペースをいっぱいにすることになりますので混雑することを経営側が望むということになります。月額課金制を採用しているところは売上が積み上げ式になっていきますので、売上や損益の予測が立てやすくなり、顧客満足などに利用できる金額が確保しやすいということになります。月額課金制と従量課金制を併用しているところもありますが、これは自分でどちらを選ぶかを見て、従量課金制を選ぶなあという場合は従量課金制で考えていただければと思います。

また外部利用者の受け入れですが、こちらは2つの観点で見ていただく必要があるでしょう。ひとつはセキュリティ面ですがこちらはセキュリティの項目で説明しておりますのでご覧ください。もう一つは混雑状況の予測です。外部利用が可能な場合は外部からどれだけ利用者が来るかわからないので混雑状況が読めないことがあります。会員制の場合、会員数というのはコワーキングスペース側で把握ができていますので、会員数×過去の利用実績の計算でおおよその混雑状況は把握できるでしょう。さらに言えば、月額会員と外部からの受け入れを併用しているコワーキングスペースでは会員で月額利用料金を支払っているにも関わらず外部からのドロップインで席が埋まってしまって使えないということも発生しかねませんので、このあたりは正式に契約する前に確認をした方がよいでしょう。

16.コワーキングスペース同士の価格比較はあまり意味がない

価格は比較することはあまり意味がありません。どんなに比較してもコワーキングスペースでしたら数千円~数万円程度の差です。1日あたりでみればもっと小さな額にあることがわかると思います。それを考えるよりも、自分でオフィスを持った時の家賃を考えれば、多少利用料金の高いコワーキングスペースであったとしてもかなりの金額が節約できているはずです。ですから、コワーキングスペース同士を比較して価格差で選んでもそこから得られる恩恵は少ないと言えます。それよりも利便性などを考慮することの方が遥かに有意義です。唯一、検討すべきは大手のレンタルオフィスなどで利用料金が格段に違うところはそれだけの料金を払う価値があるのかを見極めてもよいかもしれません。

17.必ず見学してみる

WEBで見てキレイなコワーキングスペースだなと思ったところほど見学をしていただくことをおすすめします。WEBはキレイに作ろうと思えば作れてしまうものですので、実際に見学・内覧をしてみて、WEBと比較して思ったよりキレイ、思ったより惹かれないということがないようにする必要があります。実際に行ってみないとわからない雰囲気というのはありますし、混雑具合やノイズの状況など確認しておくことも重要です。できれば1日だけではなく数日間トライアルで利用できるとよいと思います。例えば混雑状況などは見学に行った時に一時的に混雑していたのか、それとも慢性的に混雑していて席を確保するのが大変なのかというのは1回の見学ではわかりません。契約したはいいものの座る席がないということでは泣くに泣けません。

複数回のトライアルシステムがない場合は、ドロップイン(会員以外の一時利用)などで数日間実際に利用してみるという方法もあります。

いかがでしたでしょうか?起業時は資金が潤沢ではないためコワーキングスペースはコストカットに大きな威力を発揮します。ぜひご自身にあったオフィスを見つけてみてください。

東京のコワーキングスペース ナレッジソサエティ

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